ファミリーキャンプをはじめる際に最初に購入を検討するのがテントや寝袋などの代表的なキャンプ用品だと思います。
僕も実際そうでして、テント、寝袋、ランタンなどをネット検索して良いものがないかを探し回っていました。
しかし、ファミリーキャンプデビューをしてから今思うことは、まず買うべきものはペグとハンマーであると断言できます。
ペグとハンマーが実は一番の必需品の理由
なぜペグとハンマーが初心者にとって一番最初に買うべきものであるか?いくつか理由を書いてみたいと思います。
テントの付属品ではペグ打ちするのが大変!
テントを購入した際にほとんどの場合、付属品のペグとハンバーもついてきます。
しかし、このペグとハンマーですが付属品なだけあってかなり軟弱な作りになっています。
実際に僕が購入した「ロゴス グランベーシックトンネルドーム」もペグとハンマーが付属されていましたが、もの凄い軽いアルミ製?とも思うようなモノでした。
キャンプ場で実際に付属のペグとハンマーを使ってみたのですが、もうペグが入らない入らない。。しかもペグも抜けやすくてテント設営にも大変苦労しました。
土のサイトならまだしも、砂利のサイトだと付属品のハンマーとペグでペグ打ちすることはほぼ不可能になると思います。
また、ちゃんとしたペグとハンマーであれば、5〜10分ほどで完了するペグ打ちが、付属品だと20分以上かかってしまいます。
初心者にとってテント設営自体が大変なのに、ペグ打ちも大変になってしまってはキャンプを続けることを挫折しかねません。
そういった意味からもペグとハンマーは初心者だからこそちゃんとしたモノを用意するべきであると断言できます。
付属のペグは曲がりやすい
また、付属品のペグは上記で書いたとおり、かなり軟弱な作りなので、打ちにくいだけでなく、非常に曲がりやすいです。
僕が購入したテントの付属品のペグも初回のキャンプで一つは曲がってしまいました。。。
ペグが曲がるともう使いものになりません。。テント設営の最中にいくつか曲がってしまったらペグの数が足りなくてテントを固定できないなんて事態になってしまう可能性もあります。
そうなると急に風が強くなったら非常に危険です。
付属のペグは抜けやすい
また、付属のペグは苦労してペグ打ちしても、ペグの打ち方が悪かったら少しの衝撃で抜けてしまいます。
ファミリーキャンプでは子供がテントの周りを走り回ってペグの箇所に足をかけてしまうことも起こります。
そのときに付属品の軟弱なペグだと固定が弱いので、一緒にペグも抜けてしまう可能性が高まります。
抜けてしまったペグをまた軟弱なハンマーとペグで打ち付けるのはまた大変な作業になってしまいます。。。
初心者だからこそちゃんとしたペグとハンマーを買おう!
初心者でペグ打ちが大変な作業というのはキャンプへの興味を遠のけてしまう可能性もあります。テントを購入したら絶対にちゃんとしたペグとハンマーを書いましょう。
では、「ちゃんとした」ってどういうもの?という話ですが、僕が実際に購入してめちゃくちゃ役立っているペグとハンマーを紹介します。
村の鍜治屋 エリッゼ(ELLISSE)鍛造ペグ エリッゼステーク
初心者キャンパーでペグを探している方のほとんどがこれを購入しているんじゃないかというくらいのコスパ最強のペグです。熱した鋼材に強力な圧力を加えることによって作られており、ちょっとやそっとの力で曲がるということは有りえません。
Amazonでも200件以上のレビューで星5点満点と圧倒的な人気商品です。
・素材の丸い鋼材を約1100℃になるまで真っ赤に熱し、約1トンという強力な力で一気に断面を楕円形に潰した鍛造ペグ。熱した鋼材に強力な圧力を加えることによって、優れた強度を持つペグが完成します。
・通常の丸棒のペグは地中でペグがクルクルと回り使い勝手が悪いですが、楕円のペグは、砂利や石が混じった固い地面でも入り込みが良く、地中でクルクルと回る事なく、ガッチリと固定します。
鋳造ペグはスノーピークの「ソリッドステーク(通称ソリステ)」も有名ですが、「エリッゼステーク(通称エリステ)」の方が品質は劣ることなく安いです。
ソリッドステークはAmazonで購入する場合、プライム会員であってもプライム対象商品がないため、配送料がかかってしまいます。(2017年5月現在)
配送料も含めて考えると「一本あたりの価格比較」は、
ソリステ:約510円
エリステ:約358円
になります。約30%エリステの方が安いです。
ファミリーキャンプのテントは大体15~20本ペグ打ちが必要になります。
- スノーピーク アメニティドーム:20本
- ロゴス グランベーシックトンネルドーム:14本
僕が購入したグランベーシックトンネルドームは14本なので、エリステで揃えると5,012円、ソリステで揃えると7,140円、約2,000円も差がつきます。
エリステとソリステの両方を持っている方の話を聞くと「品質はほとんど変わらない」ということなので、熱烈なスノーピーカーでない限り、テント用品の価格を抑えたい初心者はまずエリッゼステークを購入すれば間違いないと思います。
エリッゼステーク28cm・18cmどちらを買うべきか?
エリッゼステークはカラー展開も多いですが、ペグの長さも28cmと18cmと二つで展開されています。
28cmと18cmの一本あたりの価格は約30円18cmの方が安いだけなので、あまり変わらないです。
18cmの方がコンパクトに収納できるというメリットはあるものの、僕は28cmタイプを購入しました。
理由としては、28cmの方が安全であり、大は小をかねることができるからです。タープは風の抵抗を受けやすいので、28cmタイプでペグ打ちした方が絶対的に安心です。
僕は前室が広いグランベーシックトンネルドームの2ルームタイプのため、タープなしでキャンプしていますが、今後タープを購入する可能性も考えると28cmを買っておいた方が汎用性が高いと感じ28cmで揃えています。
ペグ打ち用のハンマーも一緒に買おう
エリステを購入したら、ペグ打ち用のハンマーも忘れずに書いましょう。
上述のとおり、付属品のハンマーは軟弱なのでペグ打ちが大変ですし、ペグを抜くときに便利な形状をしていないケースがほとんどです。
ハンマーも色々ありますが、僕は価格の安いこちらを書いました。
RONDEのペグハンマーです。2,680円とお手頃です。
エリッゼステークを製造している「村の鍜治屋」もペグ打ち用のハンマーを販売しているおり、「村の鍛冶屋」シリーズで揃えたい欲求にもかられましたが、5,616円という二倍以上の価格なので、レビューも悪くないRONDE製に決めました。
実際に使っていても全く不満はありません。
「村の鍛冶屋」シリーズで揃えたい方はこちらをどうぞ。
エリッゼペグハンマーの方がカッコイイのは間違いないですね。。
まとめ
初心者が意外と購入を漏れてしまいがちなペグとハンマーの紹介でした。
先日、オススメしたキャンプ場「BOSCO auto camp base」のサイトも砂利が多いサイトです。品質の良いペグとハンマーでないとペグ打ちに難航すると思いますので、購入してからキャンプデビューしましょう!